11月の米国大統領選挙に向けて民主党の上下両院のトップはバイデン大統領の後継候補として指名される見通しとなったハリス副大統領への支持を揃って表明した。有力紙によると民主党内では連邦議会議員と州知事のうちおよそ90%がハリスを支持したという。また各社がバイデン大統領の撤退表明後に行った最新の世論調査によると、ハリス氏と共和党のトランプ前大統領の支持率はきっ抗しているという。こうした中、バイデン大統領は日本時間のあす午前9時に国民に向けて演説を行うと発表した。バイデン氏は「米国国民のためにどのように任務をやり遂げるのかについて話す」などと説明している。一方、トランプ氏は米国を訪れているイスラエルのネタニヤフ首相と26日に会談することを明らかにした。トランプ氏はイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦の実現に意欲を示していて秋の大統領選挙を意識したものとみられる。