高市総理はきのう、中国軍戦闘機が自衛隊機にレーダー照射したことについて、中国側に強く抗議した。外務省は中国・呉江浩駐日大使を呼び強く抗議したが、日本側は事実と異なる情報を発表し騒ぎ立て世論を誤った方向に導いており、このようなやり方は極めて無責任だとSNS上で反論した。きのう午前、小泉防衛相が緊急会見を行い中国側に強く抗議したとした。空母・遼寧から飛び立った戦闘機が公海上空で2度、航空自衛隊の戦闘機にレーダー照射した。レーダー照射は射撃の準備段階に目標を捉える以外に捜索などにも用いられるが、今回の場合は一定時間かつ断続的に照射したため、防衛省は危険な行為だと判断。中国海軍は自衛隊機が中国海軍の訓練中の海域や空域に接近して妨害を行ったと反論している。これを受け、日本政府はきょう午前、中国側の反論を否定した。専門家はこうした衝突は過去にも繰り返されてきたと指摘。2013年には東シナ海を監視活動中のゆうだちに対し、約3キロ離れた中国海軍の艦船が射撃用のレーダーを照射した。中国・外務省は日本側の見解は完全な捏造だとした。2012年、中国国内では日本政府による尖閣諸島の国有化に反発したデモが相次いでいて、日中関係は急激に冷え込みレーダー照射という軍事的圧力につながったとみられている。高市総理の台湾有事を巡る発言に対し、中国側は発言撤回を要求し反発している。
