バンキシャが密着した日米仏共同訓練。カメラは再び、中国軍の情報収集艦の姿を捉えた。共同訓練を監視し続けていたと見られる。3か国による大規模な共同訓練。それを、あえて知らせることにも意味がある。そのため、広報担当の隊員による撮影も重要な任務。訓練を発信することが抑止につながる。日本側を指揮・夏井隆群司令は「力による現状変更を試みる国が存在したとしても、連携の強化を発信することによって、それを思いとどまらせることができるのではないか」とコメント。笹川平和財団上席フェロー・渡部恒雄氏は「隙があれば、何かしら、自分のその領域を広げようとかそういうようなプレーヤーが現れてしまう。そこに対して常に備えているということを見せること、地域と世界に見せることというのは、大きな意義だと思う。時としては、それが過剰に受け止められて、不要な対立になるリスクもある」とコメント。