フィリピン中部セブで開かれているASEAN拡大国防相会議には、ASEAN各国のほか日本・アメリカ・中国など8か国の代表が出席している。フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海では今年7月、フィリピン軍の兵士が中国海警局の乗組員に殴られけがをするなど関係が冷え込んでいる。こうしたことからフィリピンは今日の会議で中国を念頭に、ASEAN各国や日米との連携強化を呼びかけるものとみられる。一方昨日から行われている一連の国防相会議には小泉防衛相やアメリカのヘグセス国防長官などが出席したのに対し、中国は国防相ではなく現地駐在の武官が出席しており、中国メディアは現在のフィリピンとの関係を反映した対応だとする専門家の見方を伝えている。
