中国の自動車メーカーなどで作る自動車工業協会によると、先月中国国内で販売された新車は170万台となり去年の同じ月と比べて20.4%減少した。国内市場での新車販売の減少は7か月連続。EVなど新エネルギー車の購入に対する税制面での優遇措置が縮小された影響でEVの販売が減ったことに加えて、イラン情勢を背景にした燃料価格の上昇でガソリン車の販売が去年の同じ月と比べて37.5%の大幅な減少となったことが主な要因。一方輸出台数は新エネルギー車の輸出が大幅に伸びたことで前年同月比で68.7%増え、93万台となった。中国の国内市場では激しい値下げ競争でメーカーや販売店の経営環境が厳しさを増しているほか、EVなどへの買い替えが一巡し需要が頭打ちになっており、国内市場の低迷を輸出が補う形になっている。
