森田長太郎の解説。昨日の相互関税の発表がありこれからこの影響を見極めたいというところで3月のデータになってしまうので、やや過去のデータという受け取り方もあると思う。マイナスの要素が予想以上に出ているとすると、過去のデータとはいえやっぱり数字の内容によっては市場のインパクトがある。金融政策の観点からは、賃金の動向というのは非常に大きな注目ポイントになると思う。小川佳紀の解説。安川電機の決算に注目。大きくポイントは2つあると思う。1つは今期の業績の見通し、2つ目は足元の受注動向。今期の見通しに関しては事前の市場の予想、経常利益は10%程度の減益が見込まれている。受注の動向を確認すると直近第2四半期それから第3四半期と2四半期連続で前の四半期から受注の額が少し減っているという状況。逆説的に言うと、この足元の受注が徐々に底入れしてくるということになれば、先々の業績が改善していくという見方にもつながる。