16頭の父「永明」の32年。和歌山・白浜町で長い間愛されてきた、ジャイアントパンダ・永明。今年1月32歳で天国へ。白浜で過ごしたおよそ30年、16頭の子の父となり”伝説のパンダ“とも呼ばれていた。オスの繁殖年齢は20歳までといわれているが、永明は28歳まで自然交配で繁殖を成功させた。永明は1994年9月、メス・蓉浜と一緒に中国からやってきた。永明は竹にうるさいパンダで、飼育員は永明好みの竹を確保しなければならず、週2回大阪まで行き竹を提供してもらっていた。また健康管理の面で、検査はこれまで全身麻酔が必要だったが負担を軽くするため、初めて麻酔なしで採血に成功したのが永明だった。
和歌山・白浜町で長い間愛されてきた、16頭の父のジャイアントパンダ・永明の32年。30歳を迎えた永明は保全・繁殖研究のため中国へ旅立つことに。観覧最終日には5000人近くのファンが駆けつけた。その後今年1月、32歳で天国へ。永明の初めての子・雄浜は今や世界に誇る大家族に成長している。
和歌山・白浜町で長い間愛されてきた、16頭の父のジャイアントパンダ・永明の32年。30歳を迎えた永明は保全・繁殖研究のため中国へ旅立つことに。観覧最終日には5000人近くのファンが駆けつけた。その後今年1月、32歳で天国へ。永明の初めての子・雄浜は今や世界に誇る大家族に成長している。