ソニーグループはきょう発表した決算で今年3月までの1年間の業績予想を上方修正し、純利益が過去最高となる見通しを発表した。エンタメ事業や半導体事業が牽引しているかたち。映画「国宝」は観客動員数1397万人、興行収入は197.5億円。制作に携わったのはソニーグループ傘下のエンターテインメント企業「アニプレックス」。ソニーグループの去年4月から12月までの売上高は9兆4432億円、純利益は9477億円とそれぞれ過去最高。ソニーは外部環境の変化を受け2011年度には4500億円超の赤字となり、先月にはテレビ事業を中国電機メーカー「TCL」と設立する合弁会社に移管すると表明。代わりに選んだのがアニメやゲームソフト、楽曲の配信といったエンタメ事業だった。一方歴史的な好決算にもかかわらず去年12月以降株価は下落傾向にある。その理由はプレイステーションに使われている半導体メモリーの価格高騰だった。プレイステーション5は生産コストの上昇から“売っても利益が出ない”との見方が浮上している。
