外国為替市場で1ドル150円70銭台まで下落し、約1年ぶりの円安ドル高水準となった。アメリカの高金利の長期化の見方が広がったことや日本では日銀が低金利を誘導する金融緩和策などが続けられていることから、日米の金利差拡大が意識され、円売り・ドル買いが強まっている。市場では為替介入への警戒感が強まっている。一方、アメリカの長期金利の影響を受け、日本でも今日長期金利が0.885%まで上昇し約10年ぶりの高水準となったため、住宅ローンの固定型金利などに影響する可能性もあるという。 市場では来週開かれる日銀の会合の議論に関心が高まっている。