あす、新紙幣が20年ぶりに発行される。絵柄・デザインを変更することを「改刷」という。前回の2004年の改刷を振り返る。当時も新札フィーバーに沸いた。長い行列ができたのは、野口英世の故郷・福島県の銀行。地元の偉人が肖像画になったということで、新札を求める人が殺到した。しかし、駅の券売機やたばこの自販機など対応が間に合っておらず、新札が使えないケースが相次いだという。今回の新紙幣対応の割合を紹介(全国/日本自動販売システム機械工業会)。金融機関のATM・9割以上、鉄道の券売機・8〜9割、コンビニやスーパーのレジ・8〜9割、コインパーキングなど自動精算機・5割程度、飲食店の券売機・5割、飲料やたばこなど自動販売機・2〜3割。