就活市場では週休3日などの看板が掲げられる様子が見られが、企業からは去年のほうが学生は多かったのではないかとの話も聞かれた。早期選考に進む人が多いことが背景にあると見られ、来年春に卒業予定の大学生の39.3%が既に内定を受けているといい採用競争の激化も理由と見られるが、大学2年生にして既に就活に焦りを見せる人の姿も見られた。一方で星野リゾートは学年関係なくいつでも受けられる採用選考を実施していて、早期化で就職活動の情報を得た人だけが参加できる環境がフェアではないとの考えがあるといい、大学2年生ですでに内定を受け取った人もいるという。専門家の栗田貴祥氏は採用の早期化について、環境に適した就活のあり方などを考え直す時期ではないかとコメントしている。