かつてカセットテープでトップシェアを誇ったTDKがいま再び存在感を放っている。アップルは極秘研究施設にTDKら4社を招待し、クックCEOがそれぞれの技術を称賛。なぜいまTDKは称賛されているのか。最新のiPhoneの部品の多くは日本製で、中でも重要部品を作っているのがTDKなのだ。TDKはTMRセンサーというカメラのオートオーカスや手振れ補正を担う部品などを作っている。番組は長野にあるTDKの工場に潜入。エアシャワーや手洗いをしてクリーンルームへ。いくつもの工程を経て、米粒より小さいTMRセンサーは完成する。極小の中に凝縮された最先端技術をアップルは高く評価したのだ。また対米投資についてもアメリカ側からの期待が高まっている。TDKは時代の変化に合わせて主力製品を変えることで成長してきたという。いまはTMRセンサーなどのスマホ向け部品が牽引していて、スマホ用電池は世界シェア6割。製品が変わっても根底には「磁性素材を操る」技術が受け継がれている。
