青森・十和田市の新渡戸常憲さんの先祖は、五千円札になった偉人の新渡戸稲造だという。新渡戸稲造は、侍や武士道の精神を綴った本を英語で出版し、世界的なベストセラーとなった。また、国際連盟の事務局次長も務め、明治時代には珍しかった国際結婚をし、国際交流にも尽力した。新渡戸さんの妻の富恵さんは「武士道Tシャツ」を着ており、手掛けたのは新渡戸さんの親戚の中尊寺の貫首の奥山元照さん。新渡戸さんの邸宅は約1500坪あり、近くにある約3000坪の墓所も新渡戸さんの私有地だという。十和田市の都市公園にも指定され、市とともに管理しているという。十和田市は、かつて稲作に適さない不毛の土地だったが、1859年に人工河川を引き都市へと発展させたのが、新渡戸稲造の祖父の傳・父の十次郎だった。この日、新渡戸さんの土地に、校外学習の小学生たちが訪れていた。
住所: 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
URL: http://www.chusonji.or.jp/
URL: http://www.chusonji.or.jp/