2025年8月31日、アフガニスタン東部に強い地震が発生した。日本ではペシャワール会が現地の様子を伝えたボランティアが資金を集めて送った。現地ではスタッフたちが食料や毛布を買い集め、支援の届かない山岳地帯に向かった。誰も行かない所へ現場で力を尽くしていたのはファヒームとディダールたちだった。2019年、凶弾に倒れた中村の遺体はガニ大統領自らが担いだ。中村の言葉がある。それが「世界だどうだとか、国際貢献がどうだとかいう問題に煩わされてはいけない。それよりも自分の身の回り、出会った人、出会った出来事の中で、人としての最善を尽くすことではないか。というふうに思ってます」という言葉だった。
