総統選挙で民進党の頼清徳氏が当選した台湾をめぐり、南太平洋の島国であるナウルは15日、台湾と断交し中国と国交を樹立すると発表。台湾を中国の不可分の領土だと認識するとしている。台湾外交部は断交の背景について、ナウル側が莫大な経済援助を求めてきて中国側の提示額と比較していたと明らかにした。その上で中国がナウルを金で誘惑したと非難した。断交発表のタイミングは台湾総統選挙に合わせたもので、台湾の民主主義を弾圧することを狙ったと指摘。一方、中国外務省はナウル政府の決定を歓迎している。
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