台湾総統選に勝利した民進党だが、同時に行われた国会議員に当たる立法委員の選挙で過半数を割り、野党・国民党の議席数が上回るねじれの状態に。中国と距離を置く頼清徳氏の勝利に中国側は反発。談話で「主流な民意を代表することはできない」と強調し、台湾統一の姿勢を改めて示した。一方でアメリカ・ブリンケン国務長官は談話で頼清徳氏の当選に祝福した上でアメリカの「一つの中国」政策は変わらないとの姿勢も強調。バイデン大統領は報道陣からの質問に対し「我々は台湾の独立を支持しない」と述べるに留めている。
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