きょうの東京都心はくもり予報。予想最高気温は25度、夏日になる予報。きょう暑さ以上に気を付けたいのは気圧の低下。日本気象協会・望月圭子気象予報士は「きょう水曜日は低気圧からのびる前線が本州付近を通過。そのため北日本、東日本を中心に気圧がグンと下がり、影響が大きくなるところもある」とコメント。気圧が急激に変化すると、体長の変化に注意が必要。街の人からは気圧の変化に伴う頭痛、首や肩こり、めまいなど天気痛に悩む声が聞かれた。日本気象協会がけさ発表した全国の気圧予報によると、きょうは全国的にやや影響度が高め。さらにこの先1週間は気圧の変化が大きくなる予報。番組では天気痛の予防策を紹介。日本で最初に「天気痛外来」を立ち上げた中部大学・愛知医科大学教授・佐藤純さんを取材。佐藤純さんは「天気の影響を受ける天気痛を持っている人は健康な人に比べて、内耳の気圧に対する感じ方が敏感」とコメント。天気痛とは、体の平衡感覚をつかさどる内耳が気圧の変化に過剰反応し、自律神経のバランスが崩れることで起こる。それが様々な不調に繋がると言われている。そのため、予防に大切なことは自律神経のバランスを保つこと。今の時期は、40〜42度くらいのお風呂に最低でも15分ぐらい肩までつかると交感神経の興奮がしずまり、副交感神経が優位になり自律神経のバランスが戻り、体にとっていいと考えられている。佐藤純さんは、「お風呂に入った時、出た時に脱衣所、廊下などの温度が下がっていると急に体が冷えるので気を付けて欲しい」とコメント。また42度以上の湯船につかると交感神経が興奮し、バランスが乱れ天気痛が悪化してしまう可能性もあるため注意が必要。予防策としてホットタオル、温かいペットボトルで耳の後ろにある「完骨」と呼ばれるツボの辺りを温める、日頃からなるべく耳を冷やさないように心がける。不調時の対処法として、手首のシワから指4本分の位置にある「内関」というツボを5秒間親指でぐっと押し離す。これを10回繰り返せば乱れた自律神経のバランスが整い、痛みが軽減されることもある。
住所: 愛知県春日井市松本町1200
URL: http://www.chubu.ac.jp/
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