焼肉店の倒産が過去最多に。仕入れ価格が高騰。特に上がっているのが米国産ハラミで約1.3倍に、タイミングによっては仕入れ価格が4倍になった部位も。取材した店では去年輸入肉について1人前200円〜300円の大幅な値上げをした。本来はさらに値上げしたいところ。客足に響く可能性があるため価格維持。そこで、かつてまかないで使用した部位を商品化しコスト抑制へ。物価高の影響は食べ放題バイキングでも。鳥取・米子市内のかたおか米子店(食べ放題)では米国産牛肉を使用していたが、オーストラリア、カナダ、メキシコ産などへ変更。肉質が硬かったり円安の影響で日本の肉問屋が海外企業に買い負けてしまうため牛肉の量自体を確保することにも苦労している。焼肉業界に深刻な影響を及ぼしている輸入肉の高騰はいつまで続くのか。