秋に中間選挙を迎えるアメリカでは各党の候補者を決める予備選挙が始まっている。激戦区とされるテキサス州では民主党の36歳の候補が旋風を巻き起こし波乱の様相を見せている。拍手喝采の中登場したのは民主党の救世主と呼ばれるジェームズ・タラリコ氏。巧みな演説はオバマ元大統領を彷彿とさせオバマの再来ともされている。共和党の牙城とも言われる南部テキサス州で今旋風を巻き起こし全米の話題となっている。タラリコ氏は11月の中間選挙で行われる連邦上院選に向け民主党の予備選に立候補した。3日に行われた予備選では前回の大統領選でハリス氏の応援団として活躍したジャスミン・クロケット氏と争っており開票は今も続いている。タラリコ氏は上院議員を目指す傍ら今も牧師を目指している。キリスト教の信仰を全面に出しながら共和党・トランプ大統領の岩盤支持層であるキリスト教福音派が反対する人工妊娠中絶を容認するとともに、LGBTQの権利擁護も訴える。テキサス州では1月に行われた州議会の補欠選挙で数十年ぶりに民主党候補が共和党候補に勝利した。トランプ大統領が真のMAGA戦士だと称賛し投票を呼びかけた候補が惨敗した。中間選挙で上院の議席を獲得すれば33年ぶりのこととなる。
