今日午前11時1分12秒、和歌山県串本町の民間ロケット発射場から打ち上げられた全長18mの小型ロケット「カイロス」だったが、発射から5秒後に爆発し、打ち上げは失敗に終わった。カイロスは民間の発射場から打ち上げられる日本初のロケットで、搭載した政府の小型衛星を軌道に投入できれば民間単独では国内初となるはずだった。爆発後、ロケットの破片などは発射場付近に落下し、 火災が発生した。炎は複数の場所で立ち上り、爆発の大きさを印象付けた。火災によるケガ人などは確認されていない。地元の小学生たちは残念、ショックだと話した。専門家は異常を検知して破壊指令を自動的に出した感じだと話した。スペースワンは会見を開き、自動的に爆発する自律飛行安全システムが作動したと説明。そもそもの原因については対策本部を立ち上げて調査を始めているという。豊田正和社長はここで諦めることなく前に向かって進むなどと話した。