107年ぶりに日本一となった慶応ナイン。選手たちの喜びの声が入ってきた。夏の決勝戦で史上初の先頭打者ホームランを放った丸田湊斗選手は、「公式戦で1本もホームランを今まで打っていなくて、このためだけに取っていたのかと思った。世界中のどんな人を探しても最高の夏になったと思う」と振り返った。9回表、代打で起用されたのは、清原和博さんの次男・清原勝児選手。最高の形で最後の甲子園に幕を下ろした。清原選手は「春とは違った貢献の仕方だったが、自分の成長につながった」という。清原和博さんは「息子として注目され試合に出なくても取材を受けるなど苦しさもあったと思う。立派に育ってくれたと感じた」という。エンジョイ・ベースボールで新たな歴史を作った慶応ナインは、明日優勝旗とともに凱旋予定。