アメリカを訪問している赤澤経済再生相はこの後ベッセント財務長官と閣僚交渉に臨む。3週連続5回目のアメリカ訪問となった赤澤大臣。日本時間の今朝、米商務省でラトニック商務長官と閣僚交渉を行った。この中で赤澤経済再生相は、一連の関税措置は遺憾だとして見直すよう重ねて強く求めた。その上で日米双方に利益となる合意を実現できるよう引き続き精力的に調整を続けることを確認した。赤澤経済再生相はこのあとベッセント財務長官と閣僚交渉に望む。日本政府は今月半ばのG7サミットにあわせた首脳間の合意を視野に入れていて、閣僚レベルで歩み寄れる接点を見出しトランプ大統領に報告が上がる環境を整えられるかが焦点。衆院予算委員会で今度どのような姿勢で日米協議に臨むのか問われた石破首相は、「日本の産業をきちんと守っていきながらウィンウィンの関係を作ることを目指しいま政府をあげて努力」等と述べた。