102回目を迎えた箱根駅伝で“新・山の神”が誕生した。新年1月2日、第102回箱根駅伝がスタート。序盤から各チームが区間記録を更新するハイレベルなレースになった。そんな中、3連覇を狙う青山学院は4区中盤まで大きく出遅れる展開。5区で待ち受けるのはキャプテン・黒田朝日選手。足には「★7」のペイントが描かれ、去年21歳で他界したチームメートの皆渡星七さんと共に箱根路に臨んだ。逆転を託された黒田選手はトップと3分24秒差でスタート。箱根の山登りで驚異的な逆転劇を演じた。残り5キロでトップを視界に捉え、残り1キロ手前で逆転。区間記録を2分更新する異次元のタイムで大逆転。青山学院を往路優勝に導いた。迎えた復路で青山学院はトップを快走。4年の塩出翔太選手が8区で区間記録を更新。青山学院が史上初2度目の3連覇を成し遂げた。黒田選手は「生まれて初めてうれし涙を流して、その時にずっと思っていたのが『本当にありがとう』の一言」と語った。
