蒸し暑いこの時期、家の中に溜まったホコリが実はカビや菌の温床となる。間違った方法で掃除することでホコリが拡散するという危険も。そこで今回は総合病院の清掃を長年手掛けてきたプロが正しい掃除の仕方を伝授する。今回の達人は亀田総合病院・環境整備課の課長・松本さん。39年間病院の衛生環境と現場のマネジメントや教育に従事、医療機関で培ったノウハウを家庭に落とし込み、健康や安全を守る清掃を提案している。今回伺ったのはなないろ隊・大塚さんのお宅。早速リビングに案内してもらった。掃除は毎日しているものの、ホコリっぽさを感じるという大塚さん。その原因は犬を室内飼いしているため。大塚さんが取り出したのはひみつ道具「高輝度ライト」。ライトを部屋の隅に当ててみると、毛やホコリが多くある。大塚さんがフローリングの掃除に使用しているのは付け替え式のフロアモップ。水分を含んだウェットタイプのシートを主に使用しているという。このモップのかけ方に問題点があるという。床に軽く乗っているホコリをウェットシートで拭くと、ホコリが水分を含んで広がり床にくっついてしまう。フロアモップでホコリを取る際には最初はドライタイプのものを使用する。ヘッドの向きを固定したままにすると両サイドにホコリを溜めているだけとなる。正しい方法は進行方向に合わせてヘッドの部分をUターンしていく方法。こうすることでホコリを集めながら移動できる。
次はリビングにあるテーブルの拭き方について。濡れ布巾で拭くとホコリが水分を含みテーブルにくっついてしまう。フロアモップと同様にまずは乾いた布巾でホコリを集めながらUターンしながら拭く。Uターンする時に布巾を四角く折っていると動かしづらい。三角形に折ることでUターンが楽になり、力を入れずにテーブルのホコリを集めることができる。
和室(たたみ)の部屋の掃除について。大塚さんは普段「掃除機で掃除している」とのことで、普段通りにそうじしてもらった。掃除機は人がいてホコリが溜まりやすい場所は壁沿いなどを中心にゆっくりかける。畳の目に逆らってかけると傷んだりホコリが中には入り込んだりするためNG。目の中のダニのフンやカビも取るため、畳1枚につき40~60秒ほどかける。掃除機は窓を閉め、朝一番のホコリが舞っていないタイミングに行うのが理想的。
寝室の掃除について。寝具や衣類のある寝室は特に軽いホコリが多く、軽いホコリは高い場所に溜まりやすい。高い場所のホコリ取りには、針金でできたハンガーにタオルを巻き付け、その上からストッキングを被せてくるんだ物を使用。手で擦って静電気を発生させ、カーテンレールの上などをなでるように掃除する。年末の大掃除まで残しがちな高い場所のホコリ。健康的な生活を送るため、日頃から掃除をして減らすように心がける。
次はリビングにあるテーブルの拭き方について。濡れ布巾で拭くとホコリが水分を含みテーブルにくっついてしまう。フロアモップと同様にまずは乾いた布巾でホコリを集めながらUターンしながら拭く。Uターンする時に布巾を四角く折っていると動かしづらい。三角形に折ることでUターンが楽になり、力を入れずにテーブルのホコリを集めることができる。
和室(たたみ)の部屋の掃除について。大塚さんは普段「掃除機で掃除している」とのことで、普段通りにそうじしてもらった。掃除機は人がいてホコリが溜まりやすい場所は壁沿いなどを中心にゆっくりかける。畳の目に逆らってかけると傷んだりホコリが中には入り込んだりするためNG。目の中のダニのフンやカビも取るため、畳1枚につき40~60秒ほどかける。掃除機は窓を閉め、朝一番のホコリが舞っていないタイミングに行うのが理想的。
寝室の掃除について。寝具や衣類のある寝室は特に軽いホコリが多く、軽いホコリは高い場所に溜まりやすい。高い場所のホコリ取りには、針金でできたハンガーにタオルを巻き付け、その上からストッキングを被せてくるんだ物を使用。手で擦って静電気を発生させ、カーテンレールの上などをなでるように掃除する。年末の大掃除まで残しがちな高い場所のホコリ。健康的な生活を送るため、日頃から掃除をして減らすように心がける。