喜一さんの息子の孝康さんは、予科練資料館での父の取り組みを手伝ってきた。喜一さんが亡くなったあとも父の慰霊の思いを伝えてきたが、自分が亡くなったあと残していくのは難しいと考え、資料館を閉館することを決めた。残された資料を次世代に残すため、研究者に協力を求めた。その1人である郷土戦史研究家の亀田さんに所蔵品の整理を依頼した。多くの戦没者が眠る大分縣護国神社が資料を保管してくれることも決まった。36年前に資料館が開館した日と同じ2024年8月14日に資料館は閉館した。
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