去年11月に亡くなった詩人・谷川俊太郎さんのお別れの会が昨日都内で行われた。生前親交のあった多くの人が参列し別れを惜しんだ。谷川俊太郎さんは、1952年の20歳のときに詩集「二十億光年の孤独」でデビュー、小学校の教科書に掲載されたスイミーや、スヌーピーが登場する人気漫画「ピーナッツ」の翻訳も手掛けた。また「鉄腕アトム」の主題歌の作詞も手掛けている。谷川さんが多くの詩を残してきたテーマが「生と死」。谷川さんが92歳のときに出版された絵本「生きてるってどういうこと?」のイラストを手掛けたのがイラストレーターの宮内ヨシオさんで、谷川さんが亡くなる約10か月前に対談していた。亡くなる直前まで生きるというテーマを表現し続けた谷川さんには戦争の経験があった。