第75大横綱・大の里が奉納土俵入りに向け、雲龍型の土俵入りの稽古に励んだ。きのうは綱打ちが行われた。真新しい綱を締めた大の里は「初めて綱を締めてみてようやく横綱となったと実感がわいた」と話していた。元横綱・稀勢の里で師匠の二所ノ関親方から土俵入りの直接指導を受けた大の里は「ここの土俵で紅白幕も巻いて親方から土俵入りを教えてもらうことは1つの夢が今日かなうことができてすごくいい日になった」と語った。二所ノ関親方は「これを目標に相撲部屋を始めたから1つの目標、夢がかなってよかった」と述べた。大の里はきょう明治神宮にて奉納土俵入りを行う予定で「せっかくならみんなの前でやりたいし晴れることを今は願っている」と話した。