衆議院解散を受けて、与野党合わせて20人余りが次の選挙には立候補せず、今期かぎりで引退する。自民党の元幹事長・二階俊博氏。初当選は昭和58年、当選13回。派閥の在り方について、「世間的に批判を受けるようなことを取り除いていけば派閥というのは何も悪いことではない」と自身の考えを述べた。塩谷立氏は自民党旧安倍派の座長などを務めた。政治とカネの問題について「明らかに対応の失敗」。公明党・北側一雄氏は国土交通大臣などを歴任した。「原発の問題と薬害エイズの問題が私の政治人生の中で大きな2つの出来事」とこう振り返ったのは、立憲民主党・菅直人元総理大臣。野党の議員に対して「もう一度、政権交代を実現してほしい」。立憲民主党・中川正春氏は野党の在り方について「いい時も悪い時もある。辛抱する時はしてこの党で完成させるという気持ちで頑張ろう」と話した。今後の政治について語ったのは、長年、国会対策委員長を務めた共産党・穀田恵二氏。「未来に平和な希望を持てる社会にすることが政治の役割」とコメント。