国が1966年、熊本県の川辺川に建設を発表したダム計画で、一部が水没することになった五木村。ダム計画はその後、一度は白紙撤回されたが2020年7月の豪雨のあと、環境に配慮した流水型ダムの建設に向けた動きが進められていた。きょう開かれた住民を対象とした集会で、木下丈二村長が建設を受け入れる考えを表明した。住民からは“振興策があるのならば賛成する”といった意見が出された一方、反対意見も出た。計画発表から50年以上が経過したダムは、住民の間に反対意見が残る中、着工へ一歩進んだ形。
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