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「井阪隆一社長」 のテレビ露出情報

セブン&アイホールディングスが会見を開き9年間、グループのトップを務めた井阪社長の退任を発表。スティーブンデイカス氏を新たな社長とする方針を発表した。デイカス氏は小売の世界大手、ウォルマートのほか、ユニクロを展開するファーストリテイリングで海外事業を担当。スーパー大手の西友のCEOを務めるなど国内外における実績が売り。デイカス氏に課せられたのは国内のコンビニ事業の立て直しとともにカナダのコンビニ大手クシュタールからの買収提案への対応。1株あたりおよそ2700円で買収提案しているクシュタール。それに対しセブン&アイの株価は今日の終値で2120円にとどまっている。クシュタールの買収阻止には株価を上げることが求められるセブン&アイ。そこで打ち出したのが2兆円規模の過去最大級の自社株買い。株価上昇の即効薬でクシュタールに対抗した。また北米でコンビニエンスストアを運営する子会社については2026年中に株式を上場させると発表。株の過半数は保有し続けるものの、株式の売却益を自社株買いの原資にする狙いもある。
退任する井阪隆一氏が社長に就任したのは2016年5月。一枚岩を井阪氏が強調したのには訳があった。それが当時の会長でセブン&アイの礎を作った鈴木敏文氏の存在。百貨店の買収など総合スーパーとして多角化経営を進めた鈴木氏。一方、コンビニ出身でセブンイレブンジャパンのトップについていた井阪氏は鈴木氏の拡大路線に懐疑的だったとされ両者の間に溝が生まれる。2016年、鈴木氏は井阪氏をコンビニトップから更迭する人事案を取締役会にはかるが僅差で否決。鈴木氏は混乱の責任を取る形で退場し、井阪氏が社長の座に就いた。井阪氏の一枚岩路線がコンビニ中心の企業経営。2021年、およそ2兆3000億円を投じてアメリカのコンビニ業界3位のスピードウェイを買収。この時点でアメリカのセブン‐イレブンは1万4000店舗と2位のクシュタールの店舗数を倍以上引き離した。一方で井阪氏が進めたのが鈴木氏の拡大路線の後始末。4年連続で最終赤字を出していた百貨店そごう西武をアメリカの投資ファンドに売却。そして、業績不振に苦しむ祖業のスーパー、イトーヨーカ堂も本体から切り離し、イトーヨーカ堂を束ねる中間持ち株会社をアメリカのファンド、ベインキャピタルに8147億円で売却することも決めた。
セブン&アイホールディングス・井阪社長が退任する。セブンイレブン大和林間7丁目店・土田真彦オーナーは商品開発を含めたコンビニの収益強化に努めた井阪氏の手腕を評価しているという。一方で新体制に求めることは何か。物価高を受けた価格の高騰で店の売り上げ自体も振るわず、人件費に充てる余裕もなくなっているという。セブン&アイHD・デイカス次期社長は加盟店との連携を強化したいとする。トップの交代が正式に承認されるのは5月27日の株主総会。それまでに、カナダのクシュタールや物言う株主がどう反応するのか。いばらの道が続く。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月27日放送 11:30 - 11:50 フジテレビ
FNN Live News days(ニュース)
カナダのコンビニ大手から買収提案を受けているセブン&アイ・ホールディングスの株主総会が現在行われていて、新経営体制案が採択される見通しとなっている。新経営体制案では井阪隆一社長の後任に社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏が就任する案などが検討され、買収提案には乗らずに単独成長を目指す方針だとみられている。不振となっていたスーパー事業を切り離したことで[…続きを読む]

2025年5月27日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルANN NEWS
セブン&アイ・ホールディングスの株主総会ではカナダのコンビニ大手、アリマンタシォン・クシュタールから買収提案について退任する井坂社長が「セブン独自の路線と2つの選択肢を比較検討しながら追求する」などと説明した。新社長に就任するスティーブ・デイカス氏を取締役に再任する議案などが諮られるが、可決される公算が大きくなっている。

2025年4月10日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
セブン&アイ・ホールディングスがカナダの企業から巨額な買収提案を受け大きな決断を迫られている。まず買収の構造について説明した。買収金額は当初日本円で5兆円台後半だったが、セブン&アイHDは受け入れなかった。そこでアリマンタシォン・クシュタールは7兆円規模に引き上げたなどの経緯がある。セブンは井阪隆一が退任を発表し次のトップは初の外国人となった。また単独での成[…続きを読む]

2025年3月14日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
神奈川・大和市でセブン-イレブンを運営している土田オーナーにインタビュー。アリマンタシォン・クシュタールはセブン&アイ・ホールディングスに、7兆円規模の買収を提案しているが、セブン&アイは単独経営を維持する方針。

2025年3月13日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
神奈川・大和市のセブン-イレブンを取材した。運営42年目・土田正彦オーナーの顔には不安が滲んていた。カナダのアリマンタシォン・クシュタールは7兆円規模の買収を提案している。世界31の国と地域に店を展開するクシュタール。セブンの買収でさらなる成長を目指すとしている。セブン&アイ・井阪社長は「最善の選択となるか保証がない」等とコメントした。クシュタールのアレック[…続きを読む]

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