第173回芥川賞・直木賞の選考会が行われ、両賞とも「該当作なし」と発表された。27年ぶり、史上6回目のことだという。芥川賞の選考委員を務めた、小説家の川上弘美さんは「新しい試みなどたくさんあったが、もうひと踏ん張りしてほしい」と話した。また、直木賞の選考委員を務めた作家の京極夏彦さんが、「作品のレベルが拮抗していて、どれかひとつを選ぶわけにはいかないと選考委員全員の総意として落ち着いた」などと述べた。
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