性犯罪の再犯率は13.9%。再犯をどう防ぐか。韓国では、盗撮は対象外だが性犯罪などで有罪判決を受け再犯の恐れが高いと判断された人物にGPS付き電子足輪を装着している。位置情報を24時間追跡することが出来、禁止エリアで異常行動をすると監視センタ-が即座に対応することになっている。禁止エリアは対象者の犯罪歴などによって特定の被害者や子どもが集まる場所が設定されるという。9月末時点で電子足輪の装着対象は4600人で、足輪導入後は性犯罪の再犯率が9分の1になったそう。一方で足輪がプライバシーの侵害や差別につながるという声もあるが、市民からは「もっと強化されるべき」などの声が聞かれた。韓国では子どもへの性犯罪を繰り返した男が出所した際に近隣住民が激しく抗議したことも。また韓国では性犯罪者の名前や住所、顔写真も公開される。専門家は「人権論争よりも子どもたちの社会の安全性の方が重要になった」などとコメント。
