人種差別もルッキズムといえる。また体格・身体的特徴なども含まれる。社会通念がみられることから外見差別も社会的制度に組み込まれてきたことも無視できない。客観的指標から生じる差別として認識しやすいが美人やイケメンは主観的に評価されることが多い。外見から物事を好意的に判断するのはパートナーや贔屓の芸能人を見出す場面が多い。ルッキズムが特に問題となるのは技能や専門知識に関係なく外見の選択が優先される場合。起こりやすのは雇用。本来の目的とはかけ離れた判断には不当な差別を禁止する憲法その他の視点からの一定の対処が必要。社会的弊害となるルッキズムがどのようなものか冷静に見極める社会の視線にかかっている。私生活で外見好みによる選別が全くできない社会になることは息苦しさを感じるところもあり外見を理由とする判断を差別であると断罪することもできない。しかし横行し過度な社会的弊害が生じた場合、何らかの不合理を嗅ぎつけることも可能。法的レベルでの差別問題になりうると冷静に示すことが社会に求められている。