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「京都大学」 のテレビ露出情報

月山で「先生」と呼ばれる長岡信幸さんに密着。長岡さんは30年以上、山の植物を描き続けてきた。9月、気温が低い雨の山中に山岡さんは踏み込んだ。毎月のように通っているのは山の中腹。ブナの原生林が広がりその一部が貴重な自然を体験する博物園になっている。山岡さんは雨の中、アジサイとミヤマニガウリをスケッチした。自分の記録をきっかけに京都大学の研究チームと調査することになった山岡さん。91歳の時、ミヤマニガウリの葉が寒さから実を守るため葉で覆うという事実についての論文が世界で発表された。「葉っぱは光合成のためにあるもの」という常識を覆す大発見だった。
10月、鮮やかに色づく月山で山岡さんは冬眠前のカエルを発見。厳しい冬を前に植物たちも次々と冬支度を始めている。山岡さんはトチノキ、サワグルミなどの冬に向けての姿をスケッチし丁寧に記録していった。スケッチの後、ミヤマニガウリの様子を見に行くと、葉で作られた温室の中で熟した実が割れて種を落としていた。月山に通い始める前の長岡さんは中学校の英語の先生だった。58歳の時、狭心症の疑いで退職することになり、療養のため月山の国民宿舎に通うことになった。そこで月山の植物に出会い、厳しい自然の中、たくましく生きる植物の姿が第二の人生を始めようとする長岡さんに力をくれたという。
4月、山岡さんが立ち上げた月山スケッチクラブの活動の日が訪れた。クラブ活動を始めて24年。今では20人以上が参加している。まだ深い雪に覆われた月山には冬芽をつけた植物などがみられたが、土と雪を突き破って地面に出てきたミズバショウの姿もあった。山岡さんはクラブ活動の仲間に触発され、スケッチのスタイルが変化。これまでは植物の生き方に焦点を当てていたが、植物同士の関わりも描くようになった。中でも一番描いているのがブナ林。ブナに注目するようになり、山岡さんは一本ではたくましく見えるブナも森全体を見ると助け合って生きているということに気付いた。
5月、ブナ林の雪解けが始まり、月山に遅い春がやって来た。長い冬を耐えていた冬芽が一斉に花や若葉を芽吹かせる。ブナの冬芽を固く覆っていた芽鱗が雪の上に降り積もった幻想的な光景もみられた。山岡さんはこの景色を「雪もみじ」と呼んで大切にしてきた。さらに秋に葉で温室を作っていたミヤマニガウリの新しい芽も発見。葉っぱが守っていた種が無事に命をつないでいた。山岡さんは「小さいながらも濃い緑の双葉は生命のあかしだ。彼らはこれからどんな道をたどるのだろうか」と記録した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月18日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!PICK UP NEWS
きのうは中秋の名月。東京タワーでは月を見ながら外階段を登ることができるイベントが行われた。展望台まで約600段。約350人が参加した。今夜が満月。

2024年9月17日放送 20:55 - 22:00 TBS
マツコの知らない世界マツコの知らない 大学応援団の世界
マツコの知らない大学応援団の世界。全国に応援団はあり、明治から続く古の伝統を守り続けている。今時代とともに変化し始めている大学応援団の世界を別々の大学で応援部・応援団に所属する園木兄弟が教えてくれる。

2024年9月16日放送 22:00 - 23:08 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトWBS X「ネイチャーポジティブ」
生物多様性の回復、ネイチャーポジティブをいち早くビジネスにした2017年のバイオーム。社長は、京都大学大学院で農学の博士号を取得した藤木庄五郎さん。開発したのはスマホアプリでAIが画像を解析し、生き物の名前とその確率を、教えてくれる。アプリを使い、見つけた生き物の情報を地図上に記録していくことも可能。毎日1万件ほどのデータがバイオームに集まってくる。大手デベ[…続きを読む]

2024年9月15日放送 23:45 - 0:05 NHK総合
ドキュメント20min.(ドキュメント20min.)
2050年、もし”AIブッダ”がいたら。2024年、京都にある永観堂。テクノロジーと仏教が融合したらどんな未来が待っているのか笑い飯・哲夫と探る。体験するのは京都大学で開発中の仏教対話AI・ブッダボット。登場したのは京都大学の熊谷誠慈教授。お寺の住職でもある。熊谷さんがAI技術を使いどこでも・だれでも・どんな悩みでも答えるとコンセプトに開発したのがブッダボッ[…続きを読む]

2024年9月15日放送 7:00 - 7:40 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
広島と長崎への原爆の投下、第五福竜丸が被ばくしたビキニ事件に続く“第四の被ばく”ともいえる事件の詳しい実態が初めて明らかになった。1958年7月、国際的な観測プロジェクトの一環で、太平洋を航海していた海上保安庁の測量船「拓洋」と、巡視船「さつま」の2隻が、米国がビキニ環礁で行った水爆実験に遭遇し、乗組員が被ばくした。1年後、拓洋の首席機関士を務めていた永野博[…続きを読む]

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