訪日外国人の数がコロナ前とほぼ同数まで戻る中、京都の祇園では無断で舞妓さんを撮影する「舞妓パパラッチ」や、ドラマの聖地巡礼で私道に入ってくる外国人観光客といった問題が起こっている。祇園ではこうした外国人観光客への対策を半年前から協議し、来月から私道への立ち入りを禁止することを決めた。来月から祇園の一部私道の出入り口に立ち入り禁止の立て看板が設置され、観光客の立ち入りはできなくなるとのこと。祇園地区の担当者は「本当は立ち入り禁止の道は設けたくないが、地元の声や地元民のストレスを考えると立ち入り禁止にせざるを得ないのが現状」などと話した。