自民党の新人議員15人に石破総理が10万円相当の商品券を配った問題。ほとんどの議員がすでに返しているというが、きょうも配った本人は陳謝に追われた。法的に問題はないとする石破総理に対し野党は総理の行動は政治活動に当たり違法だと追及。この問題を巡り昨日、驚きの発言をしたのは石破総理と同じ鳥取県を選挙区とする舞立昇治参議院議員。商品券配布は歴代総理の慣例だと発言。ところが、事実誤認、推測に基づく発言だとしてその日のうちに撤回した。同じく夏に参院選を控える自民党の西田昌司議員は公然と石破総理に退陣を要求。週末、その西田議員の姿は地元・京都にあった。週末にNNNと読売新聞が行った世論調査。石破総理大臣が自民党議員に10万円相当の商品券を配っていたことは問題だと思うか尋ねたところ、「思う」が75%に達し、「思わない」を大きく上回った。石破内閣を支持するか尋ねたところ、「支持する」と答えた人は31%で石破政権が発足して以来、最低に。逆に、「支持しない」は58%と大幅に上がる結果に。日本テレビ政治部では、国会議員の考えも分析しようと、与野党の議員ら100人を緊急取材。質問は「石破政権はいつまで続くのか」と3つのタイミングで聞いたところ、最多は「夏の参院選まで」。4ヶ月前に同じ質問をしたときに比べるとかなり減っている。逆に増えたのが「予算成立と同時に退陣」。中身を分析すると、石破総理の敵となる野党よりも身内の与党議員の方が数が多かった。野党側は石破総理の政治倫理審査会への出席を求めている。