日本初の新幹線の運転士・大石和太郎さんに話を聞く。新幹線が開業したのは1964年10月、その開業日の始発列車・一番列車の運転士を務めた人。当時、新幹線は突貫工事だったこともあり試験運行では不調が相次ぎ予定より1時間遅れるほど不安定。そのため、本来は3時10分で運行可能なところを4時間に設定、時間がありすぎるほど余裕を持たせていた。そのため、最高210km/hで走れるが160km/hに設定して走ったという。しかし、大石さんは200km/hで走った。当時は世界初となる200km/h超の運行が期待されていて、大石さんはお客さんを楽しませたかったという。当時は運行が遅れたときには通常速度を超えていいというルールがあり、わざと列車を遅らせたと明かした。
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URL: http://www.westjr.co.jp/
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