去年国の追悼平和祈念館とNHKが次世代に被爆体験を継承する方法の一つとして、梶本淑子さんの協力を得て製作したAIを紹介。AIを活用した取り組みについて、広島市も同様の装置の開発を今年9月から進めている。広島市の装置の製作に協力している山本定男さんは、10年ほど前から証言発動を始めたが、ことしで93歳。体力小衰えを感じることが増えてきたという。そこでAI装置の開発への協力を依頼され迷わず決断した。先月原爆資料館を訪れた山本さんはインタビューの質問の作成に取り組んだ。広島市は今回10代の若者たちが考えた質問などをもとに年内に山本さんら被爆者5人にインタビューを行い装置の製作を進めていく予定。装置は来年8月から運用開始予定。