石破総理大臣とトランプ大統領の、対面では初めての首脳会談が行われた。石破総理大臣は、緊張した表情で「狙撃をされたときにひるむことなく立ち上がられ、拳を天に突き上げて、そのときの写真が非常に印象的であった。あの写真は恐らく歴史に残る1枚だったと思う」と述べた。お互いを褒め合うという形で始まったトップ会談。ワーキングランチも含め、およそ2時間にわたり行われた会談後。トランプ氏から、直筆のメッセージが添えられた記念写真などを贈られるサプライズが。石破総理もあるお土産を贈っていた。石破総理の地元・鳥取市にある老舗の人形店「人形のはなふさ」。そこにあったのは、金の装飾をあしらった、日本のかぶと。複数の政府関係者によると、トランプ大統領が好きな金色で、トランプ大統領の孫にも喜んでもらいたいとの思いから地元の品が贈られた。会見で、アメリカに対する投資額を1兆ドルまで引き上げることなどを表明した石破総理。注目される日本製鉄によるUSスチールの買収問題についても動きがあった。トランプ大統領は「USスチールに多額の投資を行うことで合意した」と述べた。会見の最後、トランプ氏が関税を引き上げた場合の対応について問われた石破総理は「仮定のご質問にはお答えをいたしかねますというのが、日本の大体定番の国会答弁」と述べた。ホワイトハウスの映像。安倍元首相に言及。人形のはなふさ・英智哉社長のコメント。