トランプ大統領が約9年ぶりの中国訪問。直接顔を合わせるのは半年ぶり。米中首脳会談、それぞれの狙いを発言から見ていく。アメリカ側は今回、テスラのイーロン・マスク氏やAppleのティム・クック氏など世界を代表するアメリカ企業のトップたちがトランプ氏に同行した。ビジネス面で中国から有利な合意をひきだし、経済面での成果を国内向けにアピールしたい狙い。一方、中国は「今年を歴史的な節目に」という発言の背景にあるとみられるのが台湾問題。米中関係における最も重要な問題だとしていて、台湾の独立についてこれまでアメリカは「支持しない」とは表現していたが「反対」と明言したことはない。今回の会談でアメリカから「独立反対」を引き出せれば大きな成果となる。2時間以上にわたった会談後に向かった世界遺産「天壇公園」は、かつて米中を和解に導いたアメリカの閣僚が何度も訪れた場所で“米中和解”ゆかりの地でもある。両首脳はこのあと晩餐会に出席する予定。
