日本でも注目されたナッツリターン事件で、新たな展開が。大韓航空元副社長・チョヒョナ氏は2014年、ジョンFケネディ空港でファーストクラスに搭乗していた。機体が滑走路へ動き始めた直後、サービスのナッツの客室乗務員に対し激怒した。しかし、サービスは変更されたマニュアル通りだった。チョ氏の怒りの矛先はチーフパーサーへ向かい、飛行機を搭乗口へ引き換えさせ、チーフパーサー1人が下ろされた。理不尽な行動に韓国国民の怒りが爆発した。ナッツ姫の父・大韓航空元会長・チョヤンホ氏が娘の退陣を表明した。大韓航空元副社長・チョヒョナ氏は航路変更・暴行・強要など5つの罪で逮捕・起訴された。さらに、問題はこれだけではなく飛行機を降ろされたチーフパーサーが大韓航空の隠蔽工作を暴露した。暴行・強要・業務妨害は有罪となり、懲役10か月・執行猶予2年の判決が確定した。裁判に言及。大韓航空・チョ一族の不祥事が相次ぐ。ナッツ姫の妹・大韓航空元専務・チョヒョンミン氏と、母・大韓航空元会長夫人・イミョンヒ氏の横暴やパワハラ疑惑に妹が暴言を吐く音声も流出し、母も専属運転手へのパワハラ発言が暴露され、工事現場での暴行映像も流出した。ナッツ姫は2018年、執行猶予中でありながら韓進グループホテルの社長に就任。しかし1か月後に再び不祥事が発覚した。更に父が亡くなったあと、後継者争いが勃発や私生活でも夫への度重なるDVが発覚し泥沼の離婚訴訟に発展している。