日本製鉄による米国の大手鉄鋼メーカー「USスチール」の買収計画に労働組合が反対している問題。今井正社長はことし11月の米国大統領選挙にむけた政治的な思惑もからむ状況となっていることを受けて「当初思っていたよりは大きな問題になっている」との認識を示した。一方、森高弘副会長は「大統領選挙を過ぎれば政治性はなくなるので、落ち着いた議論ができる可能性もある」と述べた。日本製鉄は、引き続き理解を求めながら買収の完了を目指すとしている。
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