ドジャース・大谷翔平選手がオールスター4度目の出場で自身初のホームランを放った。4年連続のオールスターゲームの試合前、現地のファンはもちろん大谷選手の地元岩手県奥州市でも活躍を期待する多くの人が。そんな中、臨んだ注目の第一打席は四球。そんな大谷選手を試合中に称賛していたのは現在ホームランメジャー最多のジャッジ選手。するとその直後に大谷選手はホームランを放った。大谷選手のオールスター第1号は日本人初の柵越え。ベンチではドジャースのチームメイト・フリーマン選手がガッツポーズ。ベンチに戻った際にはドジャースのチームメイト・ヘルナンデス選手からひまわりの種シャワーで祝福された。さらにこのホームランでメジャー史上初の快挙を達成。大谷選手は初めて出場した2021年のオールスター戦で勝利投手になっており、MLB史上初の勝利投手とホームラン打者となった。一方、大谷選手に負けじと奮起したのがカブスの今永昇太投手。ナ・リーグの4番手でマウンドに上がると1イニングを3者凡退に抑える完璧なリリーフ。それでも大谷選手には「彼はこの場でもスターになってしまうのかと、ちょっとジェラシーを感じました」などコメント。この日、チームの全得点を叩き出す活躍でスーパースターたる所以を示した大谷選手。シーズン後半戦に向けてはずみをつけた。