東日本大震災の被災地は、昨日各地で追悼の祈りに包まれた。岩手県釜石市で「忘れない3.11」という竹灯籠が点灯された。1000を超える柔らかな光のまわりには親子連れなどが訪れ、手を合わせる子どもの姿も見られた。仙台市の公園ではおよそ2000本のろうそくを灯して震災の犠牲者を悼んだ。福島県双葉町の震災と原子力災害を伝承する施設では、復興の願いや未来へのメッセージが書かれたキャンドルが灯された。追悼の花火が打ち上げられた会場では集まった人たちが夜空に向かって祈りを捧げていた。
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