家電修理人の今井和美はこれまで3万点もの家電を修理してきた。小学生のころから独学で身につけた知識と技術で製造メーカーでさえ受けてもらえない古い家電を修理。今回の修理品は40年前に購入した「シーリングファン」。このシーリングファンは吉村洋さんが家族でアメリカ・アラバマ州に赴任した時にシーリングファンが流行していて、日本に帰ったら居間につけたいと妻と話していた。その時に長女が生まれ記念にシーリングファンを購入し、日本で言えを建てたときに居間に付けた。40年間、常に家族とともにあったが、半年ほど前から回らなくなってしまったという。今井和美は分解し内部を調べた。すると電流が正常に流れていないことが判明した。スイッチを分解し、チェーンを取り付けた。スイッチを固定するためのリベットがないため、ストックを探すも適合するものがなかった。1日中、ホームセンターを探し回ったが見つからず。今井和美はネジを作ることにした。