被災した地域で生活を取り戻す足かせになっているのが災害廃棄物。輪島市を含む奥能登地域だけで合わせて151万トン余り。輪島市では災害ボランティアをきょうから受け入れ開始。ボランティアの人は、能登半島が大好きでなにかできないかなという思いだった、などと話した。被災した地域でボランティアに携わる人の中に、13年前、東日本大震災で被災した男性がいた。福島県いわき市の消防隊員の新妻拓弥さんは東日本大震災の津波で被災した、色々助けてもらい今の生活が送れているのでその恩返し、私も少しでも石川県の人に笑顔が戻るように支援していきたい、と話していた。大震災をきっかけに消防隊員になったという新妻さんは今日は珠洲市内の崩れた建物に入り、被災した男性の思い出の品などを探した。
避難生活が長引く中、2次避難先での支援も広がっている。石川・加賀のホテルではボランティアが出づくりのうどんなどを振る舞った。大学生達によるダンスの指導をも行われた。
ボランティアの受け入れなど、被災した地域で徐々に人の動きが活発になる中で心配されるのが感染症の拡大。石川県では新型コロナの患者が増えている他、インフルエンザも注意報レベルが続いている。金沢医科大学病院の野田洋子さんは、子どもたちに心配な点が見られたと言い「マスクをしている子もいればしていない子も 徹底は難しいかもしれない」「学校でも緊張するし家でホッとする時間があるかといったら避難所ではなかなか難しいので子どもたちにも非常にストレスの多い環境」「定期的に熱を測る 大丈夫?という声かけを大人からしていくことも非常に重要」などと話していた。また被災した地域に入るボランティアにも「マスクをしている人が非常に少ないという印象を受けた ボランティアに入る何日か前から健康管理や衛生行動を徹底してほしい」などと話していた。
今回の地震で石川県内で死亡が確認された人は241人、安否不明は11人。石川・珠洲市で亡くなった向井宏さん(97)は自宅で妻と被災した。息子の星十さんは、両親と電話が繋がらず、翌日6時間かけて金沢市内から来るまで向かった。1回部分が津波で浸水していたという。救急車は順番待ち、他にも多くの被災者がいて助けを求めることも出来なかった。次の日になって宏さんは亡くなった。書道が趣味だった宏さん。書道家の阿部豊寿さんに書を習っていた。
今回の地震では地域の医療・介護も大きなダメージを受けた。柳田温泉病院の野村清一事務長は、地盤沈下 2~3メートル落ちた状態だと話す。高齢の患者を多く受け入れてきた柳田温泉病院では、地震後140人余の入院患者は全員が転院した。職員は3割以上が退職し残っている職員の殆どが休職状態。クラウドファンディングを活用して支援を呼びかけている。
避難生活が長引く中、2次避難先での支援も広がっている。石川・加賀のホテルではボランティアが出づくりのうどんなどを振る舞った。大学生達によるダンスの指導をも行われた。
ボランティアの受け入れなど、被災した地域で徐々に人の動きが活発になる中で心配されるのが感染症の拡大。石川県では新型コロナの患者が増えている他、インフルエンザも注意報レベルが続いている。金沢医科大学病院の野田洋子さんは、子どもたちに心配な点が見られたと言い「マスクをしている子もいればしていない子も 徹底は難しいかもしれない」「学校でも緊張するし家でホッとする時間があるかといったら避難所ではなかなか難しいので子どもたちにも非常にストレスの多い環境」「定期的に熱を測る 大丈夫?という声かけを大人からしていくことも非常に重要」などと話していた。また被災した地域に入るボランティアにも「マスクをしている人が非常に少ないという印象を受けた ボランティアに入る何日か前から健康管理や衛生行動を徹底してほしい」などと話していた。
今回の地震で石川県内で死亡が確認された人は241人、安否不明は11人。石川・珠洲市で亡くなった向井宏さん(97)は自宅で妻と被災した。息子の星十さんは、両親と電話が繋がらず、翌日6時間かけて金沢市内から来るまで向かった。1回部分が津波で浸水していたという。救急車は順番待ち、他にも多くの被災者がいて助けを求めることも出来なかった。次の日になって宏さんは亡くなった。書道が趣味だった宏さん。書道家の阿部豊寿さんに書を習っていた。
今回の地震では地域の医療・介護も大きなダメージを受けた。柳田温泉病院の野村清一事務長は、地盤沈下 2~3メートル落ちた状態だと話す。高齢の患者を多く受け入れてきた柳田温泉病院では、地震後140人余の入院患者は全員が転院した。職員は3割以上が退職し残っている職員の殆どが休職状態。クラウドファンディングを活用して支援を呼びかけている。