日本銀行はきょう発表した10月分の地域経済報告、通称「さくらレポート」で全国9つの地域のうち「北陸」と「東海」で景気判断を引き上げた。北陸では能登半島地震の復旧復興により、公共投資や設備投資が増加した。ただ先月の豪雨がどの程度経済を下押しするかは今後注視するとした。東海では一部自動車メーカーの生産出荷停止の影響が改善したほか、インバウンドなど個人消費が増加。残り7地域は前回7月から判断を据え置き、「緩やかに回復」または「緩やかに持ち直している」とした。
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