能登半島地震による液状化で大きな被害が出た高岡市の伏木地区で昨夜開かれた説明会には自治会長など約20人が集まり、市の担当者が下水道や道路の復旧状況を説明。今月中旬以降に始める予定の下水道の工事について、「下水道を終日止めると水の使用が制限されるものの工期が2割短縮できる」と説明。工事を効率的に進めるため周辺約200世帯を対象に「市が用意した地区内の住宅に1〜2週間程度家賃や光熱費は無償で仮住まいをしてもらいたい」と協力を呼びかけた。道路に放水して雪を溶かす消雪装置については「地区の一部では年内の修復が難しい」として注意を呼びかけた。市は市内全体の下水道は令和8年9月ごろ、道路は令和8年度末までの復旧完了を目指している。