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「能登半島地震」 のテレビ露出情報

1月汚水管の破損によって引き起こされた八潮市の道路陥没事故。発生から1周間後にカメラも現場へ向かった。周辺約200世帯に避難勧告が出て、約120万人に排水自粛を要請していた。事故に巻き込まれたトラック運転手は、この時まだ見つかっていなかった。この日、新たな動きとして陥没現場から約600メートル離れたマンホールから運転手の捜索を始めるという。準備されていたのは、点検専用ドローン「アイビス」。開発したのは、野平幸佑さん。今回は絵水道管の点検ではなく、事故現場での捜索活動という重要な役割を担うこととなった。人が入るのは危険な汚水管、離れた場所から行方不明の運転手を探す。捜索を初めて1時間、野平さんが出てきたがその表情は険しいものだった。
野平さんが勤務するベンチャー企業「リベラウェア」は、小型ドローンの専門会社。野平さんは開発の腕を買われてスカウトされた。八潮の下水道管で活用されたアイビスは、7年がかりで完成した最新作で、精密な操作性と小型化を両立させるために工夫を重ねたという。その実力は、障害物の隙間をかいくぐり例えぶつかっても大丈夫、ひっくり返ってしまっても自力で起き上がり飛び続けられる。撮影データの3D化も可能、下水道管のひび割れや破損の兆候を確認し補修の効率を上げることができる。アイビスは去年の能登半島地震でも活躍、二次災害の危険がある倒壊した家屋の中へ入り、内部の様子をつぶさに知らせ被害状況の把握と復旧作業に役立った。そして、福島第一原発でも極めて高い放射線量で人の侵入を阻む原子炉格納容器の中へ。事故から13年、誰もなし得なかった圧力容器の真下まで侵入した。大きく損傷した原子炉の中で、溶け落ちた核燃料の可能性がある物体も撮影。廃炉作業に向けた貴重な映像となった。
数々の現場で活躍するアイビスを生み出した野平さん。八潮の事故現場でも貢献したが、その時野平さんはアイビスの弱点を思い知らされていた。地下に埋められた下水道管にはGPSが届かないため、アイビスには位置情報を特定する機能をつけていなかった。そのため、運転席は発見したものの正確な場所を把握できず迅速な救助活動に移れなかった。早速改良に動き出した野平さん、開発していたのは操縦者との距離を計る装置で、小型化して搭載できれば正確な一が割り出せる。アイビスをもっと進化させたい、開発者魂に火がついていた。事故から3か月あまりが過ぎた5月、八潮の現場で行方不明だった運転手がついに見つかり、死亡が確認された。悔やみ続ける野平さんのもとにも、ニュースとともに遺族のコメントが届いた。
試行錯誤を重ねて4か月、改良版アイビスの試作機ができた。初めてのテスト飛行、八潮の下水道管とほぼ同じ大きさの管で、管轄する千葉市の職員も一緒に見届ける。操作性は問題ない様子だが、肝心の距離を正確に計れるのか。結果は、合格の範囲内。地下でこれほど正確に位置がわかれば、下水道管の点検や管理に活かせる。先日、リベラウェアは香港のAI企業と業務提携した。アイビスの集めた映像や位置情報とAIを組み合わせ、インフラの劣化状況を自動的に検知することを目指す。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月1日放送 15:00 - 15:07 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
能登半島地震の発生からきょうで1年7か月。被災地では学校のグラウンドに仮設住宅の建設が相次ぐなど、子ども同士が遊ぶ場所が減っていて、自治体や支援団体が居場所づくりの取り組みを強化している。

2025年7月31日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(視聴者からのお便り)
募集テーマは「津波 わたしが気づいたこと」。「神奈川沿岸の同僚は都内から帰れなくなった。東日本大震災のときもそうだったが、津波警報が発表されたときなどは電車が止まり帰れなくなる可能性がある。緊急時に宿泊できそうなエリアを把握し、行きつけの宿泊施設を作っておくなど交通機関が止まったときの対応も備えておく必要があると感じた」、などのお便りを紹介した。

2025年7月31日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース金沢局 昼のニュース
石川・奥能登地域では明治維新以降の戦争の戦没者などを追悼するため地域ごとに慰霊碑が建てられているが、能登半島地震の影響で倒壊するなどの被害が各地で相次いだ。このうち自治体が把握しているもので、輪島市では19基のうち14基が、珠洲市では21基のうち19基が被害を受けたままで修繕が必要になっている。国は慰霊碑の修繕や埋設のため、工事を行う自治体に100万円を上限[…続きを読む]

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