去年発生した能登半島地震の避難所生活をめぐり、聞き取り調査に寄せられたのは女性ならではの困難やストレスだった。安心・安全な避難所をどのように実現するか、実際に避難所を運営する訓練が青森市で行われた。講師は全国で避難所開設のサポートにあたり、能登にも発災当初から支援に入った男女共同参画地域みらいねっとの小山内世喜子代表理事。安心・安全を念頭に更衣室やトイレの配置や、物資をどのように調達するかなど具体的なケースの訓練を行った。小山内さんは「生活する人たちに多様な人たちがいるということを知っておく必要がある」などと語った。
